聖者

2005年9月12日 君を想う
無意識を装って、君が吐きだした言葉の羅列。
もう随分求めて止まなかったはずなのに
君がよこしたそれは、なぜだか遠くに感じられる。

受け止められず、零してしまった君の破片を
僕は呆然と眺める事しかできない。

あぁ、やっぱり。

こんな物より、こんな僕を見てただ薄笑いを浮かべる君の方が、
よっぽど僕の近くにいます。

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